2011年の記録
2011年「芽が出るプロジェクト」は町田市つながりひろがる地域支援事業として
支援を受けることができました。
展覧会「自家ハツデンでGO!」


鈴木工務店が所有する江戸時代からある古民家「可喜庵」で
自家ハツデンと郷学をテーマにした展覧会を行いました。
郷学は明治の学制が始まるまで
自由民権活動の盛んだった町田市の豪農などで自主的に始まった勉強会です。
江戸時代まで鎖国していた日本は、黒船が来て開国し、混乱していました。
その混乱の中、みなで協力し、知識を身につけようと、郷学は始まったのです。
今回の日本の震災でも「町田から元気!プロジェクト」が主催して
勉強会を開こうという動きが町田市でありました。
わたしたちは勉強会で知り合った市民と協力し、展覧会を開きました。
展示するのは、「自家発電」をテーマに5月と7月と9月に
可喜庵でのワークショップでできた子どもたちの作品。
それに加えて、日本の震災に心を痛める海外の作家が無償で作品を送ってくれました。
彼らの作品はチャリティー展示して、赤十字社に寄付しました。
可喜庵はオーナーの鈴木氏が最近まで住んでいたので、とても暖かみのある空間です。
そこでさまざまな年齢が集って「郷学的」に楽しみました。
(写真・倉谷拓朴)
日 時 | 2012年11月25日(金)〜11月29日(火) |
---|---|
場 所 | 鈴木工務店【可喜庵】 (東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22) Googleマップへ |
作家 | ワイネ・スリース/スコット・ホッキング/ヨッシー・ツア/ロジータ・フォーゲルマン/レイナウド・ヴァン・フフト/マイケル・ヴィンセント・マナロ/マーティン・コーニル/ルカ・ルピ/イマ・モントーヤ/デイヴィッド・マクブライド/詫摩昭人/三宅駿雄/根本高國 売上の全額を日本赤十字社に寄付しました(寄付金額150000円) |
子どもの作品 | ●水車 たかと/かのん/きょうか/みずき/たくま/かずき ●バードハウス たいが/かい/はると/あいか/さほ/はやと/おとね/たつや/あゆみ/あかり/さき/ゆう/おうた ●ランプシェード そう/たくま/かのん/はやと/みずき/きょうか/おとね/ひかり/かずき/ゆう/さき |
イベント | ●杉山弘(自由民権資料館学芸員)「小野郷学について」 ●武居利史(府中市美術館学芸員)「美術に見る多摩の平和・環境保護の運動」 ●詫摩昭人(和光大学准教授)「親子で楽しむなぞなぞ鑑賞教室」 ●金魚玉珈琲店の瓶詰めプリンの「お茶会」とオードブル、スペインワインの「パーティ」 ●種をまくプロジェクト映画上映会 ●「おもちゃレンタルにこり」さんのおもちゃ&ゲーム体験 |
スタッフ | 長南静子/小野坂奈々/荻嶋あつみ/小澤明香/篠原唯/矢野恵太郎/鈴木花子/斎藤愛 |
後援 | 町田市教育委員会 |
協力 | 町田から元気を!プロジェクト/NPO法人未来リンク/和光大学芸術学科/平成23年度町田市つながりひろがる地域支援事業対象事業/町田市教育委員会(後援)/菊池愛美(フライヤー、ポスターデザイン)/倉谷拓朴(写真)/深澤春風(パンフデザイン) |
企画 | 芽が出るプロジェクト |
レビュー | 町田経済新聞1・2 つれづれ可喜庵 |

和光大学准教授詫摩昭人先生の「なぞなぞ鑑賞教室」

自由民権資料館学芸員 杉山弘氏による「小野郷学」

種をまくプロジェクト記録上映会

おもちゃレンタルにこりさんの「プチおもちゃの広場」

約35名のみなさんと金魚玉珈琲店のオードブルとワインを 「自家ハツデン」の灯りとともに楽しむパーティーを行いました。
「光るオブジェをつくろう!」
木材や廃材、松ぼっくりや流木などの自然素材を
グルーガンでつけて楽しいオブジェをつくりました。
「ルミノーバ」という放射性物質を含まない蓄光粉末とジェルメディウムで
全体を塗装したので、夜になると蛍のように光ります。
(写真/詫摩昭人)
日 時 | 2011年10月23日(日)10:30~12:00 |
---|

今回の授業者は和光大学3年生のOさん。

小2りなちゃん。同じ素材でも並べ方で個性が出ますね。
「ハツデンする水車をつくろう」
鶴川在住の三代つづく「上総堀」井戸掘り職人のKさんに
地下水をどうやって掘りだすのかお聞きした後、
水力発電が出来る水車を作りました。
(作品写真/阿佐亮佑)
日 時 | 2011年9月17日(日)13:00~14:00 |
---|

上総堀の模型を見せてもらいます。

ハツデンしているところ。

絵がかわいい、きょうかちゃん5歳。
「ソーラーバードハウスを作ろう」
大工さん、設計士さんと一緒に本物の建材を使ってバードハウスを作りました。
モバイルソーラーライトをつけることで夜は光るオブジェとしても使えます。
(写真/倉谷拓朴)
日 時 | 2011年7月30日(土)13:00~15:00 |
---|---|
場 所 | 鈴木工務店 (東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22) |
その他 | 鈴木工務店【可喜庵】についてはこちら |

オリジナル絵本「たびするおくりもの」を読んでいます。

5歳児も自分で出来るもん!とがんばります。

蝶番をつけて屋根が開くように工夫しました 6年生。
「ハツデンするあかりを作ろう」
可喜庵は江戸時代からある鈴木氏の自宅を改装したギャラリーです。
ハツデンについて考えた後、手回し発電ライトと和紙などをつかって
素敵なランプシェードをつくりました。
(写真/倉谷拓朴)
日 時 | 2011年5月28日(土)13:00~17:00 15時からはお茶会 |
---|---|
場 所 | 鈴木工務店【可喜庵】 (東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22) |
その他 | 鈴木工務店【可喜庵】についてはこちら |

親子で制作中。和光大学生スタッフも大活躍。

可喜庵の窓辺で。町田の竹を軸にしてます。

ワークショップの後はお茶会。みんなお茶道具に興味津々。
どんな芽がでるのかな?「ドームを紙すきで飾ろう!」
「つるっこあにば~さりぃ」のメニューの一つとして
竹のドームに紙すきをして飾り付けました。
(写真/倉谷拓朴)
日 時 | 2011年4月17日(日)12:00~15:00 |
---|---|
場 所 | 子どもセンターつるっこ(東京都町田市大蔵町1913) |
その他 | 「つるっこ」のページはこちら |

ドームを組み立てて障子紙を貼付けます

紙すきとドーム、芝生広場にて。

すき込んだ紙を貼っています。あとで切ってもって帰った人も。
どんな芽がでるのかな?「升アートに挑戦!」
昔、お米をはかるときに使っていた升(ます)に、
透明樹脂でいろいろ封じ込めてオブジェを作りました。
(写真/倉谷拓朴)
日 時 | 2011年2月27日(日)10:30~12:00 15時からはお茶会 |
---|---|
場 所 | 子どもセンターつるっこ(東京都町田市大蔵町1913) |
その他 | 「つるっこ」のページはこちら |

たびするおくりもの」を読んでいます。

升にオブジェをはりつけて、透明樹脂を流し込みます。

りなさんの作品。キラキラしてます。
どんな芽がでるのかな?「竹で大きなドームをつくろう!」
町田市の市民団体が50以上集まったイベントに参加しました。
竹のドームを毛糸やスパンコール、フェルトでかわいく飾り付けました。
とてもにぎやかなイベントでした。
全体の参加者は1000人ぐらいで記録集も40冊ほど配布しました。
日 時 | 2011年2月27日(日)10:30~12:00 15時からはお茶会 |
---|---|
場 所 | 子どもセンターつるっこ(東京都町田市大蔵町1913) |
その他 | 「つるっこ」のページはこちら |

芽が出るプロジェクトのブース展示

竹を組み立てたり毛糸をまいたり、飾りをつけたりします。

組み立ててからもかざります。みんなとても熱中していました。