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新年のご挨拶

新年、あけましておめでとうございます。皆様には、新しい年を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申しあげます。

旧年中は格別なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。

当市場は売買参加者の方々をはじめ関係各位のご理解とご協力のおかげをもちまして、35回目の新年を迎えることができました。心より御礼申しあげます。

本年も皆様方の一層のご理解とご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。

1月15日の水曜日は開場いたします。


今月の旬の一品(ひとしな)「年明けうどん」

うどんは、太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起物として食べられてきた。年明けうどんとは、年明けに縁起を担いで紅白に彩られたうどんを食べる習慣で、香川県のさぬきうどん振興協議会が新たな麺食行事の普及を目的に始めた取り組みである。うどんに赤い食材を添え、1月15日までに食べる。今年一年幸せであるようにという願いを込めてつくられる。

讃岐うどんは、今や全国的に有名であるが、その歴史は古く、奈良時代に弘法大師空海が、中国に渡った際にうどんを知り、日本に持って帰ったのが始まりといわれている。讃岐がうどんで有名になったのは、讃岐地域は小作地が多いうえに、降水量が少なく干ばつに悩まされることの多い地域のため、米の生産に向いていない土地であった。そのため、米は当時の人々にとって贅沢品であり、米の代わりにするものが麦でつくったうどんであったこと。また、香川県の讃岐地域が上質の小麦をつくるのに適していたことや、高品質のいりこが多くとれたことなどが美味しいうどんづくりが発展していった理由と考えられる。

作り方

  1. あん餅は硬くなっている場合は柔らかくなるまで水で煮る。かまぼこは5mmくらいの厚さに切る。細ねぎは小口切りにする。
  2. うどんだし汁をつくる。
    鍋に水といりこを入れ沸騰寸前の火加減で20分間煮て煮干しを取り出す。そこへカツオ節を入れて約10分軽く沸騰させて濾してだし汁とする。
  3. このだし汁に薄口醤油を入れて味をととのえる。
  4. ゆでうどんを温めなおして器に入れ、あん餅、かまぼこをのせ、うどんだし汁をかけ、最後にねぎをのせる。

材料(5人分)

  • ゆでうどん    5玉
  • かまぼこ(紅)  50g
  • あん餅(紅)    5個
  • 細ねぎ      10g
  • うどん出汁    水1300cc
             いりこ25g
             カツオ節15g
             薄口醤油60m

※農林水産省「うちの郷土料理」参照

●青果部門

春菊

野菜の部では、七草、菌茸類、白ネギ、白菜、里芋、菊菜、水菜、ごぼう、ゆず、えび芋です。菊菜は関東などで生産される春菊に比べると、葉が丸みを帯びていて、切れ込みも深くありません。また、春菊は太い茎から葉が枝分かれしますが、菊菜の場合は、ほうれん草や小松菜と同じように根っこから葉が放射状に伸びる「株張り形」になっています。そして、関東の春菊ほどは苦味やえぐみが強くないため、鍋料理だけでなく、さっと茹でたり、生のままサラダにしたりしてもおいしくいただくことができます。

果実の部では、紅まどんな、はっさく、みかん、いちごです。特に地場のいちごがおすすめです。

いちご


●水産部門

金目鯛

水産物1月のおすすめはキンメダイです。キンメダイは深海魚なので年間を通して水揚げされますが、旬は12月~2月です。 肉厚でしっとりとした口当たりが最高で、刺身、焼き、煮つけなどどの食べ方でも美味しくいただけます。また金目鯛には、オメガ3脂肪酸であるDHAも豊富に含まれていますので、栄養面からみてもおすすめです。キンメダイ以外でも、カニ、フグ、タラ、カキ、アンコウなど鍋商材も引き続きおすすめですので、ぜひお買い求め下さい。


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