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新年のご挨拶  長浜地方卸売市場(株) 代表取締役 川﨑 他家廣

新年、あけましておめでとうございます。2024年の初春を、ご家族お揃いでお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

旧年中は格別なるご支援を賜りまして、誠に有難うございました。当市場は売買参加者の方々をはじめ関係各位のご理解とご協力のおかげをもちまして、34回目の新年を迎えることができました。

卸売市場を取り巻く環境においては、新型コロナウィルスが5類感染症となりましたが、感染症前の状況に戻るまでには至らない状況です。そんな中、令和6年4月1日から、自動車運転者の労働時間等の改善のための基準が一部改正されます。市場経由率が低下する中、効率的なコールドチェーンの整備などにより、物流費上昇が益々危惧されます。

また農業振興におきましても、長年にわたり農業者の高齢化が継続し、重量野菜など高齢者には生産しづらい品目で、作付面積、出荷量ともに減少の傾向が現れています。そこで若手生産者育成のための、例えば、大型産地形成や価格保証のような制度で、多方面から支援が必要と考えます。

それぞれの業界で創意工夫の下、売上向上のためにご尽力され、本年も乗り切り、希望を持って皆様方と一緒に頑張って参りたいと存じます。

衛生管理の手法として、HACCPの考えを取り入れた衛生管理(HACCP)が原則として義務化されていますが、まだまだ、実施されていない食品関係者がおられますので、早急に取り組んで頂きたいものです。

長浜市場としましては、湖北15万人の台所を預かる県北部の拠点市場として、環境の変化に対応しつつ、生鮮食料品等の円滑かつ安定的な流通を確保し、多様化するニーズへの対応を図りながら、地域密着市場として、市場関係者が一丸となって、開かれた市場づくりに取り組み、さらなる努力と精通してまいりたいと存じます。今後とも皆様方の一層のご理解とご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。

最後になりましたが、皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

新年のご挨拶  株式会社長浜合同青果 代表取締役 松井 博之

新年、あけましておめでとうございます。皆様には、新しい年を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

旧年中は格別なるご支援えを賜り、誠にありがとうございました。

昨年を振り返りますと、やはり物価高の影響により、青果流通業界にとりましても経営の厳しい一年となりました。青果加工商品に使用する資材費の高騰、運送におけるガソリン経費、さらに商品によっては値上げを提示されるなど、利益が出るというよりも損をいかに減らすかという事にまで考えさせられました。さらにこの一年も、まだまだ続く量販店の価格競争、生産者の減少、物流問題、人手不足、賃金の値上げなど、様々な問題を抱えながらの経営となることと思います。

しかしながら、青果流通を存続させていくためにも、この厳しい状況を乗り越え、さらに前進していきたいと思います。そしてこの長浜市場全体の活性化を、各社で協力しながら運営していく所存であります。今後とも皆様方の一層のご理解とご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。

最後になりましたが、皆様方のご健康とご多幸を心より祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。


田村駅東口駅前広場整備に係る利用制限等について

田村駅東口駅前広場・駐車場において、下記のとおり整備工事が行われます。トラック等の往来がありますので、市場への出入りには十分気をつけて下さい。

工事期間:令和6年1月から令和7年9月まで
 場  所:田村駅東口駅前広場全域(既設ロータリー、駐車場、道路等)
 利用制限:北側駐車場は定期(月極)利用者のみ50台分程度に縮減
      南側駐車場は通常通りの運用(定期・一時利用枠を按分)
      既設ローターリーは新設ロータリー整備後(R6.8頃)に工事着手
      道路は一部利用制限あり(仮設歩道設置に伴う通行制限)

詳細は下図の通り ※中央通路にも掲載してあります


七草粥」で無病息災

人日の節句(1月7日)の朝には「七草粥」を食べて祝います。「邪気を払い万病を除く」は古くからの言い伝えで、1年間を無病息災で過ごせるとされています。

また、お正月で疲れた胃を休め、不足しがちな栄養を補うともいわれています。七草は芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)です。ちなみに菘(蕪)と、蘿蔔(大根)は葉の部分を使用します。それぞれの野菜に意味が込められており、体の健康を促す効果が期待されています。

1月7日には七草粥を食べて、1年間を無病息災で過ごしましょう。

栄養満点!!旬の食材

ダイコン

青首大根の旬は12月~2月といわれています。大根には主にビタミンCやカリウムが多く含まれています。ビタミンCは免疫機能の低下を防ぎ、カリウムはナトリウムを排出する作用があり、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。またそれ以外にも消化酵素があり、胃腸の機能を活性化させ、胃もたれや二日酔いの症状緩和に期待できます。

イヨカン

イヨカンの旬は1~3月です。代表的な産地は愛媛県で、名前の由来は旧国名「伊予」からきています。イヨカンにはビタミンCやビタミンPが多く含まれています。ビタミンCやビタミンPは免疫機能の低下を防いでくれます。またクエン酸も含まれており、クエン酸は疲労物質である乳酸を分解し、疲労回復効果が期待できます。

キンメダイ

キンメダイの旬は12月~2月頃です。皆さんもご存知の通り、大きな目が金色に光り輝くことから命名されています。そんなキンメダイの栄養ですが、脂肪酸のDHAやEPAを含んでいます。DHAは脳機能の働きを高め、EPAは血液の性状を整えてくれます。またキンメダイは良質なタンパク質をもっていますので、消化吸収されやすく、胃腸の負担を軽減してくれます。

ヤリイカ

ヤリイカの産地は、北海道から九州にかけての日本海沿岸です。繁殖期である1月頃が旬となります。ヤリイカはコレステロールの吸収を抑えるタウリンや、免疫機能の低下を防ぐ亜鉛を含みます。


●青果部門

多賀にんじん

野菜の部では、多賀人参、金時人参、黒豆、あずき、さつま芋、里芋、信長ネギ、白かぶら、赤かぶら、丸大根です。多賀人参は、滋賀県の環境こだわり農産物の認証を受けており、農薬や化学肥料を通常の半分以下の量で栽培しているので、安心して食べていただけます。

果実の部では、蔵出しみかん、いちご、紅まどんな、サンふじ、いよかんがおススメとなっております。いちごは地元産の湖北いちごを中心に販売しておりますので、ぜひお買い求め下さい。


●水産部門

明けましておめでとうございます。本年も変わらず宜しくお願い致します。さて、ここ数年高値で取引されていたズワイガニですが、今年はサイズにもよりますが、少々お値打ちな気がします。大衆魚や刺身の様に、日頃から食する食材ではないかもしれませんが、何か特別な日にでも利用してみて下さい。


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