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節分 今年は2月2日
節分とは、季節のはじまりである立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉。なかでも、旧暦では「立春」が1年の始まりとされていました。
この立春の前日に「1年の邪気をはらう目的」で豆まきなどをするようになったのが、現在の節分の由来です。今年は2月3日が立春なので、その前日つまり2月2日が節分となります。そして節分といえば、豆まきですよね。
かつては、災害、病気、飢饉など人間にとって悪い出来事は、すべて「鬼」の仕業だと考えられていました。よって、節分の日に鬼に向かって豆をまくことで、厄災をはらい、福を招き入れようとする願いが込められています。
豆まきの後は自分の年の分だけ大豆を食べます。大豆はタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富で、ポリフェノールは抗酸化作用により老化や病気予防にも効果が期待できます。物繊維は腸の活動を活性化させるため、便秘の解消にも役立ちます。
また大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きがあるため、美肌効果も期待できます。このとおり大豆は栄養満点の食べ物です。しかし過剰に摂取しすぎると、下痢を引き起こしたりやホルモンバランスの乱れ、肥満の原因となりますので気をつけましょう。
新型コロナウイルス感染にご注意を
現在滋賀県では、新型コロナウイルス感染患者(1/15現在)が増えています。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の予防には、「手洗い」 「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」 「換気」などが有効です。
今月の旬の一品(ひとしな)「さばぬた」
若狭湾での中心地だった小浜は、「背負い」と呼ばれる京都まで魚を徒歩で運ぶ「鯖街道」の出発点であった。
古くは飛鳥・奈良時代から都の朝廷に食材を納めることを認められた「御食国(みけつくに)」として知られ、食に関して重要な役割を担っていた。腐敗を防ぐための塩が、サバが京都に着く頃には、ちょうどよい塩加減になったといわれる。
御食国の時代以降、現在でも、若狭湾の海産物は全国でも「若狭もの」として珍重された。若狭湾で獲れるサバは脂がのり、味が良い。そのサバを酢でしめて、ねぎやからし、味噌などと和えたものを「さばぬた」という。
地元では「ぬた」のことを「のた」や「どろず」ともいい、古くから伝承されている。サバは酢でしめることにより、皮がむきやすくなり、香味野菜と和えても美味である。
作り方
- サバは3枚におろし、塩をして2~3時間おき、酢に一晩浸けて皮をむき、小骨を取り除く。
- ねぎは2cm長さのぶつ切りにする。
- 熱湯に塩少々を入れ、ねぎをさっとゆで、ざるにあげてよく冷やす。
- 3枚におろしておいたサバを1cm幅に切る。
- すり鉢で味噌をすり、練りからし、砂糖、酢、塩を入れ、よくすり込み、ねぎとサバを和える。
材料(10人分)
- 生サバ 1尾
- ねぎ 700g
- 味噌 大さじ4
- 酢(調味料) 大さじ3
- 酢 ひたひたにつかる量
- 練りからし 大さじ1
- 砂糖 大さじ4
※農林水産省「うちの郷土料理」参照
●青果部門
野菜の部のおすすめは、新馬鈴薯、新玉葱、新キャベツ、人参、胡瓜、白葱、ほうれん草、菜の花です。
果実の部では、蔵出しミカン、デコポン、伊予柑、イチゴ、サンふじです。
イチゴは美味しいだけでなく栄養も満点です。
ビタミンCが豊富に含まれており、1日に6、7粒食べるだけで1日に必要なビタミンCを補えるほどです。ビタミンCは美肌作りや風邪予防にも効果が期待できる栄養素です。
また、食物繊維も含まれており、腸内環境を整える効果や生活習慣病予防にも効果が期待できます。
●水産部門
厳しい寒さが続きます。体調には十分注意して下さい。魚は寒い冬を乗り切る為、たくさん栄養を摂り、身に脂がのってとても美味しくなります。
鍋商材の定番タラやアンコウやブリ、煮付けにすると絶品なノドグロ、今の時期が1番美味しいワカサギなど、様々な魚が旬を迎えております。
ノドグロは正式名称をアカムツといいます。脂がとても多いため身の甘味が強く、熱を通しても硬くならないという特徴があり、煮ても焼いてもしっとりとしていて美味しい魚です。
入荷があった際はぜひ旬のノドグロをお試し下さい。
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