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8月は食品衛生月間
食品衛生月間は食中毒事故の防止と衛生管理の向上を図るため、食品等事業者及び消費者に対し、食品衛生思想の普及・啓発、食品の安全性に関する情報提供及びリスクコミュニケーションの推進を図ることを目的に、厚生労働省、都道府県、保健所設置市、特別区の主催により8月1日から8月31日までの1ヶ月間実施されます。特に夏期は、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌といった細菌による食中毒が多発しており、規模の大きい食中毒事例も頻発しています。また、牛レバーや豚の肉・内臓は生食用として販売・提供することが禁止されています。食肉についてはしっかり加熱して提供するほか、手洗いをはじめとする衛生管理の基本を見直し、食中毒を防ぎましょう。
現在食中毒が発生しやすい気象状態となっているため、滋賀県下全域に食中毒注意報が発令されています(本年3回目の発令)。高温多湿の環境下では、食中毒細菌の増殖が活発になりますので、食品の取扱いに十分注意してください。
今月の旬の一品「焼きアナゴ」
焼きアナゴは、開いたアナゴを串に刺したれをつけて焼いた料理。
国内でも有数のアナゴの水揚げ高を誇る播磨灘では、多くの川から栄養が流れ込み、地形と潮の流れの影響で餌が豊富なため、アナゴが生息するのには適した漁場である。食用にされるアナゴはマアナゴで、この地域のアナゴは身が柔らかく脂がのっているため大変好評である。
焼きアナゴは、1905年(明治38)に高砂市の老舗商店の初代店主が日露戦争から復員してきて始めたという。兵庫県人にはウナギよりも愛されているアナゴだが、近年は環境変化や埋め立て、乱獲などのため漁獲量は落ち込んでしまった。
そのため、韓国、中国からの輸入物でまかなうことが多くなり、地元産の焼きアナゴが店頭に並ぶことが少なくなってしまったが、現在でも地域の人々にとってさまざまな行事には欠かせない名物である。
串焼きをそのまま食べる以外にも、家庭では巻き寿司やちらし寿司などの具材として混ぜて食することも多い。
作り方
- 生穴子は、背開きにする。
- 炭火をおこし、身のほうから焼き、たれを塗りながら焼く。
材料(たれ)
- 濃口醤油 5
- みりん 3
- 砂糖 1
- 酒 1
●青果部門
野菜の部8月のおすすめは、キャベツ、レタス、大根、はくさい、新しょうが、アメリカ豆、とうもろこし、ピーマン、オクラ、かぼちゃ、ゴーヤ、甘長とうがらしなどの夏野菜が中心となっております。ゴーヤの苦味のもととなっているのは、モモルデシンという成分です。このモモルデシンを摂取すると胃腸や肝機能が回復しやすくなり、夏バテを改善することができます。
果実の部のおすすめは、巨峰、ピオーネ、デェラウェア、シャインマスカット、スイカ、マクワなどがおすすめとなっております。
●水産部門
水産物8月のおすすめは、キハダマグロ、スズキ、イシダイ、イサキ、カマス、ハモ、タチウオなどです。6月に関東で豊漁とニュースとなったキハダマグロですが、通年漁獲される為周年食べられますが、美味しくなるのは夏といわれています。キハダマグロはあっさりした味わいでクセもありませんので、夏バテで食欲が落ちた時などにおすすめです。また、煮つけやソテー、ムニエルにしてもおいしくいただけますので、ぜひお試しください。
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