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本文へジャンプ 更新日06年03月29日
ドイツGP
2003レポート
 
             

 
 

 



 

ドイツGP

 

2003年 F1第12戦 ドイツGP(ホッケンハイム)
8月2日(土) 予選  ドライ  観戦ポイント:1コーナー手前(NOR-Bスタンド) 
チケット

シュー兄弟が大活躍している限り
満員御礼となるだろう大人気GP
ですので、チケット購入も早めに
取らないと希望の席は難しいです。
とくにサーキットオフィシャルでの
購入になるとチケット会社があらか
じめ押さえてしまっているので人気
の席の確保は本当に早くしないと。
チケットには購入者の名前が記入
されていますので記念になります。
コース図

コース改修され、2回目の開催となる
今年ですがコース図も昨年と違い
一新されホッケンもこのコースが
浸透してきたようですね。このコース
はヘアピンが抜きどころになり
面白いレイアウトだと思いますよ。
NOR-Bスタンドから

このNOR-Bエリアはメインストレート後半からから1コーナー直後
 ぐらいまでなんですが、ZONE1〜3ぐらいまでがモニターが前に
くるということと、スタート直後の1コーナー飛び込みの迫力を
味わえます。ZONE6になるとモニターも見えず、位置的にも
中途半端なのでかなり、つらいと思います。基本的にZONE指定は
できないので運にまかせるしかないですね。私たちはラッキーでした。
フリー走行開始

午前中のフリー走行開始とともに
コースイン。今年はじめて聞くF1
サウンドに感激しました。タイムが
モニターに出るので盛り上がります。
絶好調ウィリアムズ

後半戦に入り、絶好調のウィリアムズ
ラルフ&BMWということで大歓声です
それにしても前半戦とは別物のマシン
に進化させるとは流石です!
チームブース&ショップエリア

昨年以上に整備され拡大された
ように感じたこのエリア。観客が
多いだけにこれだけのスペースを
確保しないと大混雑になるからね。
トヨタチームブース

2年目となるトヨタはブースも盛大に
なってました。マシン展示はもちろん
ですが、ポスターや絵葉書が山積みに
され取り放題・・・さすが太っ腹(笑)
☆サーキットまでのアクセス
   今年も宿泊はマンハイムの昨年と同じホテルに宿泊しました。マンハイム
  は電車の乗り換えなく、ホッケンハイムに行けますし20分ちょっとで着きま
  す。午前中のフリー走行に合わせて、時刻表を確認しておいて駅に行きま
  したが、観戦にいかれる人でホームはいっぱい(笑)シャトルバスとのアクセ
  スがづれてしまいホッケン駅で少し待つはめになりましたが問題ありません
  でした。日本と違い一列に並ばないのでバスがどこに留まるかによって乗
  れるかどうか変わるのでたいへんですが、今回で4回目のホッケン観戦な
  んでだいたいの止まる位置は経験済み(笑)
   決勝日は今年からレギュレーションの変更により午前中のイベントがない
  ため、ゆっくり出て来られますので眠くないです(笑)でもなぜか日曜日の
  ホッケン方面の電車は遅れてくるのですがなんでだろう?
   決勝日の帰りはシャトルバス乗り場が大混雑でいつ乗れるかわからない
  状態でしたので駅まで歩いていきました。今年のヨーロッパは猛暑でしたの
  で少しバテましたね(笑)
☆サーキットレポート
   新コースに改修されてから2回目の開催ですがスタンドなどまた新しく
  建設されていたり、ショップ&ブースの広場が拡大されていたりと手が
  入ってました。コース自体の変更や改修はありません。
   新コースになってから旧コースを惜しむ声も多いですが実際に観戦すると
  サーキットを見渡せるようになりましたし、ヘアピンでの接戦も見られ
  面白いと思います。なによりも旧コースだとスタジアムセクション以外の
  スタンドはかなり遠いですからね。ゲートから遠いスタンドはたいへんですし
  人気もないですし、新コースになってからもゲートから一番遠いヘアピン
  スタンドが埋まりにくいようですし来年からはスタンドがなくなり自由席エリア
  になるようです。
   それから今年は猛暑ということでサポートレースなどを観戦する人は例年
  よりも少なくF1が走らないときはみなさん日陰を探し休んでおられました。
  サーキットの周りは木が茂ってますのでスタンドよりもそちらに移動されて
  いる人が多かったです(笑)
☆予選レポート
   後半戦に入りウィリアムズ勢優勢の流れは続いていてフリー走行から
  絶好調です。フェラーリ勢もバリチェロは前戦の優勝からの好調を持続して
  いるようでしたがそれでもウィリアムズには歯が立たない状況。ミハエルに
  いたっては地元GPでがんばりたいところですが今ひとつです。真っ赤に
  染まっているスタンドも不完全燃焼というところですし、せめてラルフにと
  願っているようでしたがモントーヤがポールをとって面白くないようでした。
   今年から予選方式が変わりましたが、この方法はスタンドで見ているも
  のにはたいくつですし、ワクワク感がまるでなくてNGですね。私たちは
  モニターが見えるところだったのでまだ、ましでしたがモニターが見えない
  ところだと面白くないでしょうね。やはり予選は極限の状態でのタイムの
  削りあい競争が盛りがりますね。
   今回の席は1コーナーの飛び込みから立ち上がりを見渡すという感じな
  んですが、ここでのマシンバランスはウィリアムズとフェラーリがとても安定
  していますね。トラクションのかかりがよく立ち上がりをスムーズにフル加速
  していきました。BARあたりはリアの挙動がとても不安定でせっかくの
  ホンダパワーをフルに伝えられないようでした。
   ホンダエンジンの音はとても力強く上まで回っているという感じでした。
  ここへきてエンジン的には他のチームと遜色ないと思います。それから
  ルノーですが予想以上にいい音してましたし気持ちよく回っている印象
  を受けました。それにしてもミシュランの強さはなんでしょうか。決勝では
  なんて言ってられないぐらいの予選パフォーマンスのこの差は早く何とか
  しなくては厳しいですね。
8月3日(日) 決勝  ドライ  観戦ポイント:1コーナー手前(SUD-Bスタンド)
ドライバーズパレード

ヨーロッパ戦お馴染みのトラックに
よる、パレードです。コースを一周する
間にオフィシャルがサインをもらいに
行っていたんだけど、いいのかな(笑)
ポルシェカップレース

サポートイベントもこのポルシェレース
だけしかなくなったのでちょっと寂しい
ところですね。箱レースはバトルが
命ですが今回は接戦も少なかったな。
ウォームラン

現在にところチャンピオンシップ争い
のキミ&ミハエルですが最近は
ウィリアムズの影でパッとしませんね
スタート直後の接触

スタート直後、なんと3強の1台づつ
がクラッシュをおこしSC導入になり
大混乱の幕開けに・・激しかったです
終了後のコース乱入

今年もレース終了後にコースオープン
となりましたがミハエルが表彰台に
いないということもあり、表彰台前の
なだれ込みは控えめでしたね。
帰宅を急ぐ観客で大混雑

レース終了後、一斉に帰路へ。
ドイツ人ドライバーが表彰台にいない
こともあり、レース終了後はさっさと
帰られる人が目立ちましたね。
リザルト  優 勝・・・ウィリアムズ  J・モントーヤ
       第2位・・・マクラーレン  D・クルサード
       第3戦・・・ルノー      J・トゥルーリ
☆サポートレースレポート
   決勝日は今年からレギュレーションの関係などで11時30分からイベントが
  スタートするということでサーキットへ向かう人も出足はゆっくりです。サポート
  レースも今年からF3がユーロシリーズになったため前座として開催されず
  ポルシェカップレースだけになってしまったことも寂しいですね。それにその
  ポルシェレースもちょうど昼ご飯時間に行われ、しかも猛暑ということもあり
  観戦する人は少なく、日陰でくつろいだり昼ご飯を食べている人が多かった
  です。っていう私たちも日陰でお昼ご飯を食べてましたけどね(笑)
☆F1決勝レポート
   ウィリアムズの圧倒的な速さが予想される予選結果からのスタートですが
  チャンピオン争いのキミ&ミハエルが3列目で並んでいるだけにここに注目が
  あつまります。今日も気温が非常に高く、エンジンやタイヤにきついだけでは
  なくドライバーにとってもつらいレースとなりそうですね。
   ウィリアムズにフェラーリがどれだけついていけるかと期待して、いよいよ
  スタートです。ホッケンは過去にいろいろと大混乱の模様となっていることが
  多いだけに心配でしたが、なんとスタート直後に起こってしまいました。
  バリチェロとラルフとキミの3強チームがクラッシュでリタイアするという波乱の
  幕開け。しかし相変わらずモントーヤだけは異次元の速さでブッチギリのため
  2位以下の争いに注目といったところです(笑)
   後半はミハエルの追い上げにスタンドは大盛り上がりで楽しむことができま
  したがバーストで順位を下げるとため息がこだましていました。ヘアピンでの
  オーバーテイクはアグレシブなミハエルをみることができて地元ファンも大喜
  びだっただけに残念でした。
   結果はモントーヤの独走ということとフェラーリが表彰台にのれなかったので
  地元ファンはがっかりでしたね。昨年はミハエルの優勝でスタンドは沸きまし
  たし、表彰台にファンが一斉に乱入していったけど、今年は表彰台の周りも
  関係者だけでしたから。イギリスGPの件でコース乱入のセキュリティが厳
  しくなっていたかもしれませんけどね。すべてイベント終了後にはコースオー
  プンされましたので、みなさんコースへなだれ込みました。1コーナーでの
  クラッシュ現場にはマシンの破片を探している方が多かったです、っていう
  私も探してましたけどね(笑)デュフューザーの破片らしきものを拾いましたが
  どうなんでしょう(笑)
   今年で4回目のホッケンハイム観戦でしたが、ドイツ勢の活躍がある限り
  この盛り上がりは続くんでしょうね。この熱い盛り上がりとお祭気分の雰囲気
  に魅せられて何回も来ましたけど、来るたびに新しい発見や感動があり、本
  当に楽しめました。そんなドイツGPですがもう来れないかもしれないと思うと
  込み上げてくるもがありました。でもまたいつか来たいですね。





 

 

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