日々、在りしことども



鳥来月三十一日
早速、料理酒一升呑み切ったので先日の店へ。ついでに本屋も巡るつもりで、その前に給油をとセルフスタンドに行く。と、スタンド内で渋滞。
どうやら明日からのガソリン値上げに皆さん備えている模様。変な光景に唖然とするのと、それでもきっちり自然に列を為す日本人気質に感心したり。
鳥来月二十七日
体重が0,1tの大台に乗りました。

このところ相変わらず目が痒かったり鼻水が止まらなかったりする。花粉症や光化学スモッグとも思えぬし、何が理由か思い当たらぬということは――何もかもが理由ということであろうか?

健康というものをちょっと考える昨今。自分も弱くなり申した。
鳥来月二十六日
渇水が口の端に上る本年、多少のお湿りで空気が澄むかと思えば黄砂曇り。
麦秋という言葉を思い出す頃合いとなったが、さて、毎年こんなに世界は汚れていたろうか?

麺つゆと料理酒の買い出し。酒は飲んで旨いものの方が色々と良かろう、そう考えて地酒を一升買い求める。中島醸造の純米無濾過生原酒山廃仕込『小左衛門』。……肩書きというのは余り連ね過ぎてもどうかと感じるが、まあ生原酒ということでちと趣味に走って手を出す。それなりに美味。
ついでにその酒屋の会員証を作ったが、此処近所の料亭に酒を配達しています、と聞く。
やはり、頑張っているようだ。そのうち法事ではなく個人で一度、食べに行く日も来るかもしれない。

雑乱文、本日以上。
鳥来月二十五日
『凶鳥の如き忌むもの』読了。前刊よりかなり劣る。
恐怖怪奇の側面が薄れ、密室考察や風景描写などが解り辛く無駄に延々と述べられている。必要かもしれないが、洗練が足りない。
肝心の点にしても、余りに無茶が過ぎ現実味が無い。あっちはハンマーで粉々に砕いて最後まで処理出来るよう、人間が立ち会って頑張ると聞く。焼き立ての秋刀魚じゃあるまいし。アメリカのUFO事件などを思い出すに、ますます噴飯嘲笑ものだ。

前作が魅力的だったからこそ、余計に残念である。

このシリーズで、もっと時間を掛け練った作品が是非読みたい。出来れば『推理小説』と赤字で表紙に書いておきながら「途中、散々推理したんだから推理小説。解決できたかどうかは知ンネ」とばかりに怪奇に丸投げしたものをふてぶてしく並びに加えるような、読者をくった図々しさで。

暇なので色々書いた。近頃、ミステリとか、そういう心の栄養素が足りていないのかもしれない。
鳥来月二十三、四日
余り覚えているような事など無し。
鳥来月二十二日
ただここ数日、洗濯物が良く乾くと御機嫌だったことだけは記憶に残っている。
鳥来月二十二日
本・亀。

遠方の図書館へ本を借りにゆく。と、初夏の日差しの下、草の上に寝そべる巨大亀。
以前、自宅近くで見かけた亀はこの近辺在住だったのやも知れぬ。飼い主と思しき男性と、談笑する若者の姿、在り。
大きさは七十センチ前後。
以上、ただ本日の記録。
鳥来月二十一日 追記
本だの漫画だのの放漫な感想ばっかり。無意味な日常記録ネタもない日々と、どちらがより下か?

鋼殻のレギウスY『レッド・ノクターン』読了。
不満しかない。後書きの最後まで目を通したが、次巻発売は十月予定だとのこと。

待てるか。

月一で出せとは言わない。二ヶ月に一冊、とも言わない。
が、せめて八月ぐらいには。八月の末ぐらいには何とかなりませんでしょーか、と。
あなたの小説を楽しみにしている余命不確かな病院の子供。は、いないかもしれない。しかし待ち侘びているメタボリック・アル中は今一人此処に。

何かそんな愛読者、居るだけで嫌というか反応に困りそうだなと作者氏に同情する某月某夜バーボン含。
鳥来月二十一日
眠りの調子が今一。

『厭魅の如き憑くもの』読。普通の怪奇ミステリ。
最後の細々とした説明は蛇足。ネタバレは不気味さを纏わせたままさらりと流し、技巧的な解説や自慢がしたくば、後書きや編集者評論家の付属文章で説けばよかったろうに。
自己の考え付いた小手先のトリックに作者自身が耽溺する余り、後日探偵が纏めた文章という形式に最後の最後で纏まり切れなかった、無様な破綻、行間から漏れ出したそれを感じた。
不気味さなど、色々良いところもあったのに、残念だ。
ただ、最後の「犯人はお前だ!」という場面は見事だった。誰も気付かんよ。何ともおぞましい。

以上、まあ雑な感想。やはりミステリには怪奇な味付けが良く似合う。
鳥来月二十日
朝顔を物干しに絡めようと土いじり。硬い地面を掘り返し、畑の土を移す。
もう片側は面倒くさかったのでプランターを利用。猿が道具を使った理由を知る。
偉大なり文明。

翌日追記:しかし、地面の方が伸び伸びと育っている気がする。
鳥来月十九日
先日の酒屋は二軒とも同じものなのだとか。ただ改装しただけと聞く。

私の先祖は近隣の町の、今は廃村となった山奥に住んでいたらしい。其処は私達と、もう一つの名字の、二種の名を持つ家々しかなかったのだとか。
子供の頃は『山賊をやっていたが水戸黄門に退治され、諭されて山を下りた』だの『山を越えた向こうの伊賀忍者に何やら関係が!?』と、適当なことを吹き込まれもした。
で、本日その近辺にお勤めの某氏から、何なら案内してやるが、とお言葉を頂く。

・どんな処か?
 ――今、廃村となっている諸処より一つ前に廃村となった。川を越えて行かねばならぬ。
・重ねて訊く。どんな処か?
 ――地蔵がいっぱい
・地蔵?
 ――そう。森の中を歩いていくと、足元に石が転がっている。何だろうと蹴ってみれば、お地蔵さん。
・……。
 ――それが一体や二体じゃなくて、何十体とある。全く、引っ越すときに持っていけよと思うけどな。
・…………うちの先祖、何やってたんだ?
 ――さぁ?

出来れば是非一度、訪いたい。――怪奇物語の導入としては、定番風だが良い味わいだ。
鳥来月十八日

鳥来月十七日
河瀬で良い酒屋を見つける。
以前からその辺りに良い店があるとは聞きいており、日夏辺りの店がてっきりそれだと、一度覗いたきりになっていた。
そちらではなく、河瀬駅の新しい出口から住宅街の方へ伸びる細い道をしばらく行った左側。河瀬高校の裏というか横辺りに、その小さな店は商っていた。
定番の各種酒類や馬肉、そして地酒の吟醸、大吟醸が冷蔵庫に並んでいる。安くは無いが、無駄に高くも無い。ひんやりと薄暗い店の隅から日本酒の甘い香りが漂ってきそうな、趣味の良い所だ。
知らぬ酒もある。この付近では手に入らず、久しく逢っていなかったものもいた。先だっての利き酒会で河瀬のお店に卸していると言われた『うらら花』の一升瓶も、確かに此処に。

まずは『獺祭』の四号瓶を記念に帰宅。十年ぶりの味をみる。
鳥来月十六日
部屋扉の蝶番がついに誤魔化し不可能に壊れたので、修理。
ぽっかりえぐれた柱側の螺子穴に木工ボンドを注入、爪楊枝を木槌で幾本も叩き込んで、乾いたところで整形。もう一度そこに螺子を抉り込む。
安易にパテで埋めようかと考えた自分は愚かで発想が萎えている。

まっとうな出来の小説を読み、『意外性が足りない』と一番に感じてしまった。
何にでも醤油やマヨネーズをどばどばかける人間の如く。
『密室』という状況を『ああトリックね』と受け取るような。
……汚れて……私は汚れてしまった……

そのうち、内容ではなくキャラや小道具といったフェティッシュな設定目当てで本を読むようになるのかもしれない。長い黒髪とか貧乳とかゴスロリとか。偽本とか首輪とか妖怪とか。『日本刀担いでニヤリと笑う血塗れの少女』とか『非常識に空を飛ぶ類』とか『自爆する道化』とか。


追記:クリームコロッケに味噌玉子を作ってみる。前者は煮詰めたクリームシチューという乱暴な感覚を抱いていたが、意外とバターを使うことに驚いた。後者はおろし生姜を加えた味醂味噌の涼やかな口当たりに、玉子の出来自体はもうどうでも良いものとなっている。
以上本日。
鳥来月十五日
酔。
鳥来月十四日
特に何事も無く。
鳥来月十三日
自転車の後輪ゴムを交換。まあ思ったより楽に何とかなった。
久々にケーキを食す。『たねや』。ちと高く小さいが、その分、味わいには満足感が伴う。 余り甘くないのも良し。しっかり複数の味が楽しめる。
煙草、本日も見付からず。弟に請われて彼の分のマルボロは買い物ついでに入手したが、やはりショートピースが何処にも無い。絶滅したわけでもないようだが、無いと今度は依怙地に吸いたくなってくる。
ヤニ。
鳥来月十二日
家の自転車が二台ともパンクしているという。たまには修理でもするかと道具を出したが、 競技用かと見間違うほどつるつるのタイヤ表面を見て、交換時期と判断。出る。
ふらつくには良い季節。何度も通っていた道脇に惚けるのによさそうな農業貯水池を発見したり、釣りが禁止されていたり、何故か今頃花粉症のようにくしゃみが頻発したり、まあそんなこんな。
一台の後輪だけを替えてもらって、もう一台分のタイヤとチューブを前後輪分セットで担いでかえる。
手間賃にしろタイヤ代にしろ結構かかった。
帰宅後、夕食の支度を済ませた後、前輪のみ修理。本日以上。
鳥来月十一日

鳥来月十日
暴風。出たばかりの朝顔は双葉がちと不安。
久々にヤニが食いたくなる。しかし何処に行ってもショートピースが無い。
昨日の乱文だが理屈じゃないんだから狂乱の一つも仕方がない、と投げ遣りな自己肯定。あと表紙絵、シリーズ六冊目にして始めて登場した主人公のイラストが予想以上にツボだったと病的に追加して本日終わる。
鳥来月九日
本日以下、『トリックスターズC』きつめのネタバレ在。


・朝四時には自然と起きる健康生活。お陰で日暮れ過ぎにはもう欠伸が止まらぬ。

・昨日夕前に注文した本が、本日朝には届く。梱包の都合で宅配便扱いになったための模様。
勿論、送料はタダ。
ますますビーケーワンが好きになる。ファンクラブとかあったなら、入ろうかどうか迷うぐらいには。

・某所へ。カウンターで、飾ってある瓢箪型の小さな陶製容器に目を奪われる。何となく見れば見るほど、愛嬌や趣きを覚え、惹かれる。
醤油容器かと思えば、そうだとのこと。シュウマイに付いていて、これ欲しさに必要以上に買い込んで皆で食ったのだとか。
『この近くにある店ですか?』
『――東京の、新幹線の……ええと、駅弁?』
とりあえずとてもとても遠い所だということは解った。差し当たり、縁の無さそうなことも。




『トリックスターズC』読了。以下、全力でネタバレする。

喜べ! 完結編じゃない。『第一部』完結だ!

こうくるとは全く予想していなかったので、最後の展開はかなり新鮮に楽しめた。
そしてまた、今回読んで、やはりどうしても自分はこのシリーズが好きなのだと、改めて自覚するに至った。
文章に惚れ込んでいる訳じゃない。好みのキャラや展開が、と自問すれば、魅力は否定しないがどちらかといえば確実に自分の嗜好とはちと方向性がずれていると結論が出る。再読も余りしない。本棚に刺さっているのを見てにやけもしない。人に勧めたり、また他人の感想を見てみようとも思わない。突き抜けて完成しているとも――あんまり思わない。
だが一度、頁をくって目を落とし文章をなぞり始めると、ごそっと脳から余分なものが削除され、読み終えるまで『他の』という何かは無くなる。
人間やめますか、それともハイ全身全霊喜んで。
廃人だ。世界一完成された、幸せな読書廃人の出来上がりだ。そうして貪りのめり込んで、ひたすらただその作品世界に耽溺する。
ここまで溺れ込むのは、溺れながらどこか冷静に幸せを感じながら、更なる読書に耽るような浸り方は――ぱっと思い出して十年前の某書ぐらいか。
理屈じゃなくて、喜んで狂っている。だから、やはり『好き』という言葉で表現するのが適切なのだろう。

普段、余り自覚していなくとも、次に出た続編を手にとって頁をめくり出した瞬間から、私はまた人間じゃない、全自動で本を読む何かになってしまうはずだ。
呪われているに違いない。嗚呼、なんと幸せなことか。

今回、そこまで理不尽に好きな物語が、どうやら完結するのではなくかなり長いシリーズに繋がる次への一歩を踏み出したようだ。
幸せだ。一滴の酒も入らず浮かれ狂えるほどには幸せだ。
雑文乱文、以上全て上記の本のせい。『好きってのは理屈じゃないんだ』と素でおかしく演説しながら。

鳥来月八日
雑事二題。

コンビニに入ったら、猪に乗ったひこにゃんが居た。
ススキだろうか。かなり大きな、実物の三分の二はあるだろう猪細工の上に、ちょこんと小さなひこにゃん。見ればその後ろには小さな梯子が掛かり、手作りとわかるさらに小さな豆ひこにゃん達がイノススキ山に挑戦中。
……確かに今年は亥年でひこにゃんだが、こんな遠く離れた町でここまで気合を入れて宣伝している意味が、ちょっと良く解らない。
それとも。知らぬ間にここらもひこにゃんに征服だか感染されてしまったのだろうか。

遠くの図書館へ。近年建て直したはずだが、何故か野放図に繁殖している藤を見に行く。
藤棚というよりはジャングルのような天蓋。滝のように溢れるまだ元気な花々を堪能す。
相応に満足ただ疑問が一つ。――どういう理屈でセットになっているのだ? 藤の花と熊ん蜂。
鳥来月七日
本年は藤を見に行っていないなと気付き、夕、出る。
例年は連休中に楽しんでいたため、まだ大丈夫かと思い足を運んだが、既に旬は越え少し萎れた花房が垂れていた。
まあ、愛でられぬ程でなし。缶麦酒を舐めつつ、時折風に乗る花の香を嗅ぐ。
躑躅の紅白は今が盛り。

『図説 武器だもの』読了。優良書。
端的に的確な説明をし、うち幾つかを後で膨らませて紹介。楽しみながら良く頭に入った。
現実的な解説のみならず、ゲームやアニメ、映画に小説といったものに登場した有名武器を絡めて紹介。そのときの一口突っ込みもいいが、独自の解説キャラ達にコスプレをさせ、著作権などを華麗に回避しながら武器と使い手を魅力的に紹介してみせる見事さに拍手する。

以上本日。
鳥来月六日
この数日は書に耽溺していた。当たりばかりで実に幸せ。

『スプライトシュピーゲル』『オイレンシュピーゲル』両一巻、共に読了。 冲方臭がする。
記号を多用した小説ならば、以前別の本で目にしたことがある。またそれについて、西洋の哲学書などの正確な翻訳を試みた結果、そういう表記となることがあるが、それの応用ではないかと聞いたこともある。まあ、朧げな記憶のアレに比べれば実に控え目で、そして読み易く効果的な表現だと思う。
――疾走する暴力。しかしそれは表面で、死と破壊とぐじぐじ癒えぬ傷の中にこそ、希望や人の強さ、魂の柔らかさが描きあげられる。そしてまた、圧倒的な暴力、悪、憎悪。それらも軽く撫でられた付け足しの表面などではない。
妖精が空高く飛ぶために、その小さな体の背に大きな羽根を持つように。天へと梢を広げる樹の下には、それを支える同じだけ深く広く泥の奥へと伸ばされた白く細い根があるのだと――
まあ、こんなことでも言っておけば何となく感想っぽいか。
冲方臭がする。
まだ序盤とはいえ、氏の作品らしく実力を伴って十分に面白い。今後、この二つの物語がどう絡み合っていくのか、その予想を『必ずこちらの想像を上回るであろう』と定め、続刊を期待する。

『邪眼は月輪に飛ぶ』
連載されていたことすら知らなかった、巨匠の読み切り一冊。近頃、多くの漫画がどうにも薄いように感じていたが、間違いではなかったと自信を持つ。これと比べれば、希釈して部数を稼いでいると言われても仕方なかろう。
後書きでアシスタント全員が指示を無視したという話があったが、それも已む無し。あの絵はあれで完成している。
良い仕事をしたと、反論サボタージュに及んだ正しき理解者達を褒めておきたい。

『王様の仕立て屋』
表紙の猫耳ジジイは何で出てきたと一言問いたい。
骨格が見える、など、ただ物語を転がすだけではなく、毎回きちんとオチなどで纏め上げて止める、職人のような気付きにくい拘りが、やはり素晴らしいと思う。
また、物語の方でも今回のように大きな波をつけ、更にああいう引き方をしてみせるとは。
ぐだぐだ書いたが、今回も良く、更に次巻が楽しみだという、つまりはそれだけのこと。

『萌え萌え悪魔事典 side黒』
思った以上の出来。数の多い各イラストもしっかりしたもので、もう少し悪魔ごとの特徴を反映させて欲しかったがそれも半分以上はされていただろうし、何より解説文が読み易く冗談を含みながら、それでいてしっかり正確という秀逸な作り。適当に可愛い絵に読む人のことを考えないマニアの脳内要約文を付け適当に投げ売りしたような本とは、明確に一線を画す。


以上、サボり癖のついた文章量のみ増量。まあ、こんなところで。
鳥来月五日
夏至が近づいた。今この季節こそが夏なのだと思う。
八月などという無駄な残暑はいらない。

午前、朝顔の種を黒ポットに植える。毎年の恒例行事。何の世話をしなくともぐいぐい育ち、来る日も来る日も朝露にそぼった彩の涼を暑に添える。
だから、つい今年も蒔く。
早く双葉がみたいものだ。
鳥来月四日
本年もパソコンの動かない季節となり申した。
鳥来月三日
髪の毛がようやく括れるようになる。大分涼しく楽になった。
自分の顎鬚をくわえられることに気付いた。時々、鬱陶しくてしょうがない。
北風と太陽の寓話を思い出す。ああ、炙られ苦しんでいる人間を見てほくそえんでいる太陽のなんと邪悪で憎らしいことよ。
鳥来月一日

以前、在りしことども

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